JSE:日本水素エネルギー株式会社

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News Release

ご挨拶

当社(日本水素エネルギー㈱、以下JSE)は、液化水素のグローバルサプライチェーンに関する、調査・企画・運営および投資等を主目的とした企業として、2021年6月に設立されました。

現在、岩谷産業株式会社、ENEOS株式会社との連携のもと、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業「大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」の一環として、「液化水素サプライチェーンの商用化実証」に取り組んでいます。

JSEは、液化水素によるグローバルエネルギーサプライチェーンの先駆者として官民連携のもとで市場形成に積極的に取り組み、持続的な脱炭素社会の実現へ向けて貢献していきます。

社長サイン

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社長写真
会社名 日本水素エネルギー株式会社
英文社名 Japan Suiso Energy, Ltd.
株主 川崎重工業株式会社 66.6%、岩谷産業株式会社 33.4%
所在地
東京都港区虎ノ門一丁目2番3号 虎ノ門清和ビル10F
  • 地下鉄「虎ノ門」駅2a出口 徒歩1分
  • 地下鉄「霞ケ関」駅A13出口 徒歩4分
  • 地下鉄「内幸町」駅A4a出口 徒歩7分
業務内容 水素サプライチェーン事業の実施主体として、以下の事業を行う。
  • 水素サプライチェーンの構築に関連した企画および調査
  • 水素の製造、貯蔵、運搬および供給
  • 発電および電気・熱エネルギーの供給・売電を含む水素利活用
  • その他、前号に付帯する事業
取締役
  • 原田 英一(代表)
  • 津吉 学
  • 瀬川 慶一郎
監査役
  • 今井 一朗
  • 渡邊 浩平
設立時期 2021年6月

*2023年7月1日現在

事業内容

本実証事業は、

  • 上流から下流まで実証システムとしての性能、安全性、耐久性、信頼性、経済性等の商用化に求められる要件の確認を行い、2030年30円/Nm3の水素供給コスト (船上引き渡しコスト)の実現性を確認する。
  • 実証試験を通じて、需要者への水素供給を行い、水素の社会実装の後押しを行う。

ことを目的に実施します。

現在、液化水素の出荷地は豪州ビクトリア州ヘイスティングス地区、受け入れ地は川崎臨海部として、建設工事および実証運転の開始に向けた技術調査を実施しております。

水素製造については、安価で安定供給が見込め、エネルギーセキュリティーに資すると考えられる褐炭を水素源とし、二酸化炭素回収・貯留(Carbon Capture and Storage)技術を用いるクリーン水素製造事業者との連携を予定しています。

この水素をマイナス253°に冷却し液化してヘイスティングス港から出荷し、16万m3規模の液化水素運搬船で川崎臨海部に建設される受入基地に輸送し、国内に陸揚げする予定です。基地には、1基あたり5万m3規模の液化水素タンクや液化水素用ローディングアームなどが設置される計画です。

実施体制: 日本水素エネルギー株式会社(主幹事)
岩谷産業株式会社、ENEOS株式会社
実施期間: 2021年度~30年度

商用化実証の規模のイメージ

*各設備・機器のスケールは、今後、FEEDフェーズを経て最終決定されます。

事業内容図解
(出所)NEDO資料等をもとにJSEが作成

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